もう花粉症に耐えられない!避粉地に行こう!

もう花粉症に耐えられない!避粉地に行こう!

花粉の季節は、くしゃみや鼻水、目や皮膚の痒みに日々悩まされている方ですと外を出るのも億劫ですよね。

病院で花粉症アレルギーの症状緩和のためにお薬をもらって飲めば、一時的にアレルギー症状は緩和します。

しかし薬の副作用で日中にひどい眠気に襲われて仕事にならないからと、お薬を飲むのをためらうことも少なくありません。

そんな花粉症の方へ、悩めるアレルギー症状の緩和が期待される快適な場所「避粉地」についてこの記事ではご紹介します!

避粉地とは、花粉症のアレルギー源である花粉が少ない土地・環境のこと

まだ一般的に知名度が低い「避粉地」についてまず説明しますね。

アレルギー源となる花粉の飛散が少ない場所や環境を<避粉地(ひふんち)>といいます。
避粉地のメリットは、周囲にアレルギー源となる花粉が少ないため、アレルギー症状の緩和が期待できることです。

意味合い的には夏の暑さを避けて涼しい場所に移動する「避暑地」と似ていますね。

とはいえ、昔と違って暑いだけなら現代はクーラーをつければ簡単に涼むことが出来るようになりましたが、花粉は空気清浄機を何台も設置しても、それだけで劇的な症状の緩和は厳しいところがあります。

となると、手っ取り早く花粉症から逃れるためには、花粉が無い土地に自ら移動するのが、一番簡単な方法になります!

まず自分が何の花粉症なのかアレルギー源を特定しましょう

花粉症 アレルギー 薬

くしゃみ・鼻水、痒みといったアレルギーが疑われる症状がでていても、その症状を引き起こしているアレルギー源が何なのか特定しないと、何アレルギーなのか分かりません。

アレルギー検査を行っている耳鼻咽喉科、内科の病院でアレルギー検査をしてもらいましょう。
(事前に病院に電話して、アレルギー検査をしているか確認・予約するのをおススメします)

検査でアレルギー源が特定できたら、次にアレルギーが発症する時期について対策を考えることができます。

代表的な花粉症と、花粉が飛散する時期・症状

日本でも代表的な花粉症のアレルギー源となる花粉飛散時期が下記になります。

花粉症
アレルギー源
花粉飛散時期 アレルギー症状
スギ花粉スギ 2~5月 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、肌のかゆみ、目のかゆみ、瞼の腫れ、充血、涙目、発熱、頭痛、喘息、気管支炎
ヒノキ花粉ヒノキ 3~5月 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、喉の炎症・かゆみ、喘息、慢性副鼻腔炎、頭痛、倦怠感、睡眠障害
イネ科 花粉症 雑草 エノコログサイネ
(イネ科雑草)
3~7月 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、発熱、咳
ヨモギ 花粉症 アレルギーヨモギ 8~10月 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、涙目、喘息
花粉症 ブタクサ 秋 アレルギーブタクサ 8~10月 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、瞼の腫れ、喉や口の周りのかゆみ、じんましんなど皮膚症状、気管支喘息、アナフィラキシーショック

出典元:日本花粉学会会誌. 2020; 65(2): 55-66. 

日本ですと、冬以外はありとあらゆる花粉が飛び交ってますね。

実際に花粉症の方は、アレルギー源となる花粉が飛び始める少し前から、病院で花粉症の薬を処方してもらったり、漢方薬で症状緩和を試みるのが一般的です。

けれど、どんなに対策を立てていても重度のアレルギー症状が出たり、くしゃみ・鼻づまりで夜なかなか寝付けないとなると体へ負担がかかってしまいます。

なのでどうしても我慢できないというときは、ご自身の対象花粉が飛散していない地域にいきましょう。

おススメの避粉地!花粉症から解放されよう!(国内編)

各花粉の飛散が少ない土地がこちらです。
とはいえ、特定の花粉が少なくても、他の花粉が飛散している場合もありますので、ご自身の花粉アレルギーに照らし合わせて、最適な避粉地に移動しましょう。

北海道 (避粉対象花粉:スギ、ヒノキ、ブタクサ)

北海道ではスギ・ヒノキの植生が行われておらず、またスギの木はほとんど自生していません。
さらにブタクサもあまり自生していないので、スギ・ヒノキ・ブタクサが原因の花粉症の方は北海道に避粉するといいでしょう。

しかし、逆に北海道ならではの花粉症と言っていいのがシラカバです。花粉飛散は例年4月~5月ですので、シラカバ花粉症の方は注意しましょう。

東京都・八丈島(避粉対象花粉:スギ・ヒノキ)

過去に八丈島もスギの植生が行われたのですが、島自体が小さく、また強い海風で花粉が海に飛ばされ、雨量も多いことですぐに花粉は海に流れてしまいます。

さらに八丈島は本土から遠く離れているため、本土から花粉が飛んでくることもないので、花粉症の症状緩和が期待できる避粉地の1つとなってます。

東京都・小笠原諸島(避粉対象花粉:スギ・ヒノキ)

小笠原にはスギ・ヒノキの林がないため、絶好の避粉地でしょう。

しかし、八丈島に比べて小笠原諸島は本土に近いため、風に流されて本土の花粉が飛んでくる恐れが若干あります。

群馬・唐津温泉(避粉対象花粉:スギ・ヒノキ)

唐津温泉がある標高は、スギ・ヒノキが生息できない1,200mの高地にある街なので、花粉の量が平地に比べて少ないのが避粉地としてのポイントです。

しかし、あくまで唐津温泉がある周囲だけなので、風にのって花粉が他所から全く飛んでこないとは言い切れません。

長崎・的山大島(避粉対象花粉:スギ)

島内にはスギがほとんどないので、スギの花粉症の方にとっては避粉地として〇。

近年では「避粉地ツアー」として地域活性化として観光PRを行ってたりします。

鹿児島・奄美大島(避粉対象花粉:スギ・ヒノキ)

こちらも島内にスギやヒノキが自生していないので、避粉地として花粉を避けることができます。

また奄美大島は観光地としても知られているほか、鹿児島の行政も避粉地アピールをしています。

沖縄(避粉対象花粉:スギ・ヒノキ)

沖縄一帯は亜熱帯地方となるためスギ・ヒノキがほとんど自生していません。

さらに長崎や鹿児島と同じく宮古島市では「スギ花粉疎開ツアー」が企画されているので、避粉地として花粉を避けつつ沖縄観光も楽しめるベストな場所です。

ヨモギ・ブタクサなどの草本花粉は基本的に近づかないことが一番!

ヨモギやブタクサは日本中のいたるところに生息している雑草なので、この雑草が生息していない地域となると残念ながら日本にはほぼありません。

しかし、花粉の飛散範囲は数十mであり、スギなどの樹木花粉のように数十km、数百kmということはありません。

雑草が沢山生えている場所や、生えている場所が分かっていればそこには違づかないことが一番の花粉症対策になります。

避粉地、最終手段は海外渡航。日本よ、さらば!

スギの花粉症は、昭和にスギの植生を日本中で行ったことによる日本独特の花粉症と言って差し支えないでしょう。

なので海外渡航してしまえばスギの花粉はほとんど飛んでおらず、また生えていても日本のスギとは異なる種類なので海外渡航することで花粉症の症状緩和は大きく期待できます。

しかし、スギがないからと言って他の花粉がないというわけではありません。

例えば世界3大花粉症として日本のスギ花粉の他に、アメリカのブタクサ、欧米のイネ科(小麦類を含む)があります。

複数の花粉症の方で海外避粉されるときは、その地方の花粉アレルギーをチェックしていくと想定外の花粉症に悩まされることが無くなるでしょう。

地球上にいるかぎり花粉から逃れられないのなら宇宙に行こう!

大気や水のない宇宙空間に植物は存在せず、もちろん悩める花粉というものは存在しません。

まだ宇宙旅行の値段は高いですが、お金さえあればZOZO創業者である前澤氏が2023年に民間人初となる月面周回計画をされています。民間人でも宇宙に行ける日は決して遠くないでしょう。

となると宇宙は、花粉症の方にとって最強の避粉地となります。

人類が初めて友人宇宙飛行をした1961年から半世紀が経ち、現在は宇宙ステーションだけでなく月面基地計画も進んでいます。

人類が重力と花粉症から解放される日は決して夢ではありません。

各国の月面基地計画(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E9%9D%A2%E5%9F%BA%E5%9C%B0

まとめ|花粉症から逃れて避粉地で快適に過ごすために

花粉症はいつ発症するか、誰にも分かりません。

しかし一度発症してしまうと、その後は一生の花粉症と付き合っていかなくてはならなくなる悩みとなります。

花粉症への対策は薬を処方してもらったり生活改善をしたりと様々ですが、一番有効的なのは

アレルギーの原因となる花粉から離れること=花粉が飛散していない場所に移動する

ということです。

口や鼻を通して花粉が体の中に入ってこないことはもちろん、皮膚に花粉が付かなくなることで症状が緩和され、体への負担は大きく減ります。

どうしても花粉症の症状がつらい時は、避粉地へ移動してみてはいかがでしょうか。